2016年4月22日
古河電工グループの株式会社KANZACC(本社:大阪市、社長:石橋久和、以下当社)は、銀めっきアルミ線の量産を開始し、市場に本格投入します。当社はめっき技術と電線技術のハイブリッドにより銅からアルミへの転換を加速させ、電線事業のアルミ電線売上構成比率を2020年度までに50%以上に拡大します。
内容
当社は、これまで錫めっきや銅めっきアルミ電線の上市を進めてきており、その薄く均一なめっき皮膜は、裸アルミ電線では容易に克服できない電線の接続性で高い評価を得ています。
ここ数年、アルミ電線の需要が高まって来ていることから、当社では従来の錫や銅めっきに加えて、さらに付加価値のある「銀めっきアルミ線」の生産体制を確立しました。すでにめっき量産設備を導入しており、製造能力30トン/月(銅換算100トン/月)の生産体制として市場拡大を図っていきます。
特徴
- 銀をはじめ錫、銅など用途に応じためっき
が選定できます。 - 高周波用途に最適で、周波数に応じた膜厚
設定が可能です。 - 接続には銅電線の汎用端子が使用でき
ます。 - めっき〜撚り〜被覆まで一貫生産が可能
です。
お問い合わせ
株式会社KANZACC 営業統括部 TEL:06-6345-0670